働き方の許容範囲を広げる
働き方の許容範囲を広げる
働き方の許容範囲を広げることで、自身のキャリアプランの選択肢が増えたり、転職時により有利な条件を獲得できる可能性が増えたりします。
特殊な働き方は、必ずしもコスト・デメリットになるだけとは限りません。
先入観で毛嫌いしていた働き方も、実際やってみると「案外自分に合っている」ということも多いです。
自身の可能性を広げるためにも、ぜひ体験してみることをオススメします。
転職時に「ラウンダーは可能か」など聞かれることも多いので、ぜひ選択肢を広げてみてください。
全国勤務
若手のうちにぜひ経験したい、オススメの要素です。
- 高年収を期待できる
- 社宅・家賃補助がある
- 店舗異動が多く、幅広い経験が期待できる
- 人間関係に疲れても異動しやすい
お金も経験もどんどん増えますよ!
ただし、覚悟しておく必要があることももちろんあります。
- 田舎など、薬剤師が集まりにくい地域の配属になりやすい
- 近くに友人がいない
ラウンダー
1つの店舗に留まらず、エリア内の複数店舗を掛け持ちする働き方です。
十分な経験と、最低限の仕事の速さが求められます。
基本的には投薬と薬歴のみ、スピーディーにさばく役割が多いです。
- 高年収を期待できる
- 人間関係に悩むリスクが少ない
- 1つの店舗では飽きっぽい人にオススメ
- 店舗管理業務はほぼ不要
デメリット
- 十分な経験を積んでからでないとなれない
- 勤務範囲は広くなりがち
- 店舗によって通勤時間が違うので、家を出る時間がまちまち
1日に複数店舗を掛け持ち
「午前中だけ忙しい店舗」「午前中だけ勤務のパートさんがいる店舗」など、店舗ごとの人員体制のばらつきがある場合に、必要になる役割です。
午前中は店舗A、午後は店舗B、というように、1日のなかで複数店舗を移動して働きます。
一見、移動が面倒・大変そうに見えますが…
- 車での移動が勤務時間になる
- 移動の途中で、好きな場所でお昼休憩をとれる
という考え方もできます。
車の運転が好き、自分の車が快適な空間に感じる、という人ならメリットに感じやすいはずです。
ただし、最低限以下の点は確認しましょう。
- 移動時間を考慮して休憩時間を確保してくれること
- 交通費は全額支給されること
日によって好きなお店でお昼ご飯を食べる楽しみもありそうですね。
週4日+半日2回の勤務
「木曜日と土曜日は午前中のみ営業」といった薬局での勤務パターンです。
週のうち4日間は8時間勤務し、2日間は午前中のみ勤務します。
1週間に6日働く必要があり、一見大変に見えますが…
- 半日勤務の日は、午後が休日として自由に使える
- 平日の午後が休日になる
- 規則正しい生活が送れる
これらは人によっては大きなメリットになり得ます。
2連休があっても、ダラダラしてしまって、「無駄にしてしまった」と感じることが多い人には特にオススメ。
週6日は規則正しく起床して働き始め、そのうち2日間は午後を自由に使えます。
平日の午後を自由に使えるので、商業施設も空いているし、平日割引が活用できます。
1人趣味が多い人にもオススメです。温泉、カラオケ、映画など、QOLが上がるかもしれません。