こういう薬剤師には絶対になるな!

薬剤師としてのキャリアにおいて、避けるべき行動や選択肢も存在します。本記事では、薬局薬剤師として絶対になってはいけない3つのタイプについて解説していきます。

 
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ここを間違えると、薬剤師人生が詰みます!

1. ハラスメント気質な薬剤師

ハラスメント薬剤師がたどる末路

ハラスメント気質な薬剤師は、職場での信頼を失い、同僚や部下から避けられることが多くなります。これがエスカレートすると、訴訟や懲戒処分のリスクが高まり、最終的には職を失う可能性もあります。

また、職を失うまではいかなくとも、昇進・昇給の可能性が失われたり、職場での居場所がなくなってしまうこともあり得ます。薬剤師として人生設計をするうえで致命的ダメージになる可能性があります。

2. キャパシティが低い薬剤師

キャパシティは若手のうちに最大限に引き上げるべき

キャパシティ、すなわち処理能力は、薬剤師としてのキャリア初期に積極的に高めるべきです。若手のうちに様々な業務を経験し、効率的に対応する力を身につけることで、将来のキャリアを支える基盤を築けます。

 
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業務を捌くスピードだけでなく、混雑時にも平常心で対応できる能力も必要です。
このキャパシティが低いと、忙しい職場では働けません。過誤を連発したり、鬱になったり、薬剤師人生に大きな支障をきたすでしょう。

キャパシティを上げる最大の方法は、自分に負荷をかけることです。自分の実力以上の能力が必要な環境で揉まれることで、技術的な成長のみならず、精神的にも成長することができます。
これは正直、若手のうちしかできません。先輩・中堅社員に甘えられる若手だからこそ、自分の現在の実力では困難な職場でも許されます。キャパシティが低いまま中堅社員になってしまうと…

キャパシティ不足の薬剤師がたどる末路

職場の仕事量についていけず、転職するという選択をする薬剤師もいるでしょう。
あまりにもブラックな環境から逃げるなら大丈夫ですが、自分の能力不足が原因の場合は注意が必要です。
キャパシティ不足を理由に職場を変えても、次の職場で同じ問題に直面することになります。薬剤師として求められる能力や業務はどの職場でも大きく変わりません。新しい環境でも再びキャパシティの限界に達し、転職などの選択肢に甘えるようになるはずです。
楽な職場を求めて転職を繰り返す薬剤師は生き残れません。
どこかで、覚悟を決めて、自分の限界値を伸ばす必要があります。

求められるキャパシティは年々増加している

さらに悪いことに、現代の薬局業界は、キャパシティ不足の薬剤師にはますます辛い状況になっています。
調剤報酬は年々厳しくなり、人件費や電気代などのランニングコストは増加しています。
一人当たりの仕事量が少ない会社も、このままでは経営が成り立ちません。1人当たりの仕事量をどんどん増やしてなんとか生き残るか、もしくはほかの会社に買収されるでしょう。

 
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他社を買収する力がある会社とは、バリバリ利益を出せている会社です。
つまり、社員に求める仕事量も…
悲しいですが、「楽な職場」はどんどん無くなっていくでしょう。

3. 困難から逃げる薬剤師

「逃げ」は最終手段!

もちろん、時には逃げることも重要です。
しかし、困難から逃げ続けると、前述の「キャパシティの低い薬剤師」になってしまう危険があります。困難に立ち向かい、乗り越える経験を積み重ねることは、薬剤師としての人生に大きなプラスになります。

 
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様々な困難を乗り越えた、キャパシティの大きな薬剤師になりましょう。
年収や福利厚生を妥協せず、どんな職場も選べます。
また、普段の業務もらくらくこなせますよ。
 


業務上の困難や課題から逃げ続けると、自己成長の機会を失うだけでなく、周囲に負担をかけることになります。また、問題解決能力が低いと評価され、キャリアにも悪影響を及ぼします。

具体的な行為例:

  • 複雑な患者対応を避ける
  • ミスを隠蔽し、責任を取らない
  • 新しい業務やプロジェクトへの参加を拒否する

長期的な影響とリスク

困難から逃げる習慣がつくと、信頼を失い、将来的な昇進やキャリアアップの機会を逃す可能性があります。また、問題を放置することで、より大きなトラブルに発展するリスクもあります。

影響:

  • 周囲からの信頼低下
  • 業務評価の低下
  • 精神的なストレスの増加

困難に立ち向かうための心構え

困難を乗り越えることで、薬剤師としてのスキルや経験を積むことができます。以下のポイントを意識して、積極的に課題に取り組みましょう。

改善策:

  • ポジティブなマインドセット: 困難を成長のチャンスと捉え、前向きに取り組む。
  • 問題解決スキルの習得: ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを学び、効率的に問題を解決する能力を養う。
  • サポートを求める: 必要に応じて上司や同僚、専門家の助けを借りることを躊躇しない。
  • 経験の共有: 困難を乗り越えた経験をチームで共有し、組織全体の成長に繋げる。

まとめ

薬局薬剤師として成功し、充実したキャリアを築くためには、日々の行動や選択が重要です。同僚を苦しめる行為や、自身の能力向上を怠ること、困難から逃げる姿勢は、長期的に見て自身と周囲に悪影響を及ぼします。

これらの避けるべき行動を認識し、積極的に改善策を取り入れることで、信頼される薬剤師として成長できます。常に学び続け、周囲と協力しながら、患者さんに最善のケアを提供できるよう努めましょう。


この記事が、薬剤師としての自己成長と職場環境の改善に役立つことを願っています。皆さんのキャリアが充実したものになるよう、引き続き有益な情報を提供していきます。